モラハラ夫と離婚したい…何から始めればいい?|離婚準備ロードマップ

「離婚したいけど、何から手をつけたらいいのかわからない」

「準備不足で、あとで後悔するのが怖い…」

そんなふうに、不安としんどさで動けなくなっていませんか?

今の生活に限界を感じながらも現実的な一歩が踏み出せないのは、決してあなたが弱いからじゃないんです。毎日をどうにかやり過ごすことで精一杯なだけ。

でもね、大丈夫。ちゃんと段階を踏めば、あなたの人生は少しずつ取り戻せますよ。

この記事では、「何から始めればいいのか」に迷っているあなたのために、現実的な離婚準備のステップを、ひとつずつまとめました。

無理なく準備を進めて、あなたの人生をもう一度取り戻しましょう。

離婚準備ロードマップ

STEP1:モラハラの証拠を静かに集める【録音・LINE・診断書】

モラハラは“見えない”からこそ記録が必要

モラハラは目に見える傷がないため、他人に説明するのがとても難しいもの。でも、自分の中だけで抱えてしまうと、何があったのか証明できなくなってしまいます。

だからこそ、“見える形”で証拠を残すことが大切。未来のあなたを守る武器になります。

今日から始められる“証拠の残し方”

  • スマホでの録音(アプリでもOK)
  • 暴言LINEやメールのスクショ保存
  • LINEのKeepメモ(自分専用のトークルーム)に記録
  • SNSの鍵アカウントで記録
  • 日記形式で日々の言動をメモ(感情も一緒に書いて)
  • 通院履歴や診断書(もし体調を崩していたら)
  • 家族や友人に相談して「証言」を残す

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ぴより
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少しずつでいいから、記録していこう。

STEP2:お金と生活の見通しを立てる【離婚後の暮らしの準備】

離婚後の生活をイメージする

離婚を考えると、真っ先に不安になるのは「お金」と「生活」。

でも不安に飲み込まれる前に、離婚後の自分の生活をイメージしておくと、気持ちが少し落ち着きます。

書き出して整理してみよう

まずはざっくりで良いから以下のことを紙に書き出してみましょう。相手と話し合わないと決められない内容の場合は、「私はこうしたい」って希望で仮決めしておくと良いですよ。

  • 夫婦の共同財産は?(預貯金、不動産、有価証券、生命保険、家財、車、退職金)
  • 夫婦の収入はどれくらい?
  • 持ち家に関する内容(ローン残高、どちらが住むか)
  • 子供に関する内容(親権、養育費、面会の頻度)
  • 離婚後の収入
  • モラハラに関する慰謝料請求の有無

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一つずつ書き出していくと、漠然とした不安が和らいでいくよ。

STEP3:無料で相談できる場所を探す【公的支援を活用】

ひとりで抱え込まない

誰にも相談せずにひとりで抱え込んでしまうと、どんどん後ろ向きになってしまいます。

気づかぬうちに「どうせ私なんか…」という思考に陥ってしまい、動けなくなることも。そんなときこそ、誰かに頼ることが大事なんです。

「どうしたら良いのか分からないんです」と伝えることが、あなたを守る大きな一歩になります。

無料の支援制度を活用する

世の中には、以下のような「あなたを守るための制度」がたくさんあるので、ぜひ利用してみましょう。

  • 法テラス(収入によっては弁護士費用の立替制度あり)
  • 市町村の女性相談センター
  • NPOのDV相談窓口(電話・対面・メール相談)
  • 弁護士の初回無料相談

具体的な相談内容がまとまってなくっても大丈夫。「どうしたら良いのか分からない」と伝えるだけでいいんです。あなたの味方になってくれる人が必ずいます。

STEP4:モラハラ離婚に強い弁護士を見つける【信頼できる味方を探す】

弁護士は絶対必要?

モラハラ夫との交渉は、ひとりで進めるには荷が重すぎます。冷静な話し合いができる相手ではないんです。

わたし自身がそうですが、モラハラ被害者って自分を守るために感覚がマヒしてるので、モラハラされてる状態が普通になってたりします。そのため不利な条件を突きつけられても気がつかなかったり、相手の良いように言いくるめられたりすることも。

なので費用を払ってでも弁護士に依頼することをおすすめします。結果としてプラスになったって人が多いみたいですよ。

弁護士を探すポイント

弁護士を探すときは、以下のポイントを意識してみてください。

  • モラハラ離婚に強いことを謳っている
  • 携わったケースをいくつか紹介している
  • 費用を明確にしている(法テラス対応なら費用の相談もできる)
  • 寄り添ってくれる人だと感じられた(直感を大事に)
  • 初回に無料相談できる
  • 交通の便が良いところにある

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ぴより
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味方になってくれる人がいるって思うだけで、気持ちが全然違うよ。

STEP5:自立後の生活を見据えて準備する【離婚後の安心につなげる】

離婚後に備える

いざ離婚が成立しても、そこが終わりではありません。次の生活に向けて、今のうちから“自立の準備”をしておきましょう。

完璧を目指す必要はありません。「できることから、少しずつ」が合言葉です。

今日からできることを始めよう

例えば、こんなことを少しずつ始めてみましょう。

  • 公的支援制度の確認(ひとり親手当、児童扶養手当など)
  • 実家や頼れる人との連携
  • 在宅でもできる副業のリサーチ
  • 自分に合った資格取得やスキルアップ

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おわりに:あなたの人生は、あなたのもの

今の暮らしに、もう戻りたくない。だけど一歩を踏み出すのが怖い。

そんな揺れを抱えたまま、それでもここにたどり着いたあなたは、もうちゃんと始められてます。

今日があなたにとっての「第一歩」になるように。未来のあなたが、今のあなたに「ありがとう」と言えるように。ここから一緒に進んでいきましょう。

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